カテゴリー [ バイク四方山話 ]
【近代ミイラ伝説】ホンダ VT1300CX 【時代に埋もれた迷車達】
私が選んだ8台目のミイラ化バイクですが、ホンダです。 ホンダのVT1300CXが今回のミイラバイクです。 今までの傾向からホンダのクルーザーが多めです。 ホンダはバイクのリーディングカンパニーですから、リリースする車種も多いですし、それだけミイラ化するバイクも多くなるという事ですね(笑)。 このVT1300CXですが、2009年発売です。
こちらのVT1300CXも、まずはスタイリングチェックからです。 これもインパクトありすぎですね。

なにかCG画のような写真ですが、あまりにも配線やエンジン周りがスッキリしすぎているからでしょうか?

排気量が1312ccの水冷Vツインエンジンです。 こちらですが、主に北米向けに開発されたようですが、2009年同時期に日本でも新車が販売開始されています。 実は私、これも一度試乗したことがあります。 大型バイクの免許を教習所で取得し、大型バイクを何にしようかと色々模索していた時期で、相模原の教習所で行われたバイクの試乗イベントに行ってみたときに、これに乗ってますね。
検索してみたら、こちらの記事でした。 2009年12月でしたね。 懐かしいなぁ。
こちらですが、ハーレーを魔改造したようなスタイリングですが、それをホンダが吊るしの市販バイクとして販売してしまった驚きがありました。 上の試乗記でも書いてますが、教習所内での走りは至って普通。 同時にハーレーの試乗もしてましたが、やはりホンダらしい作りの良さを感じてますね。
こちらのVT1300CXですが、一回だけビーナスラインで見たことがありました。 しかも、そのVT1300CXですが、美ヶ原高原美術館の道の駅で見た後に、私がビーナスラインの復路で霧の駅に向かっている途中に、路肩で単独でコケて大破し、クランクケースが割れてオイルダダ漏れだった記憶があります(笑)。 あれはビックリしたなぁ。 オーナーさんは無事だったと思いますが、バイクは間違いなく廃車だったでしょうね。
VT1300CXですが、かなり振り切ったスタイリングでしたけど、日本ではほとんど売れてなかったんじゃないかな? 最近知ったのですが、北斗の拳のジャギ様をコスプレしている茨ジャギさんが、このVT1300CXをカスタムして乗っています。 これは本当にベストマッチだと思いました。
このVT1300CXですが、日本でのセールス的には失敗だったと思いますが、そもそもそんなに日本で売れるとは思ってなかったでしょう。 あくまで北米がメインの市場としてマーケティングしていると思いますし、日本でちょろっと売ってみて、数百台ぐらいでも売れたらラッキーぐらいに思ってたんじゃないでしょうか?
2015年型が日本での最終型だったようですが、結構長く売ってたんだなぁ。 2016年からはカタログ落ちしてましたが、一体日本ではどのくらい売れたんだろう…。 以前、元タレントの島田紳助さんが、このVT1300CXを買ったなんて記事を見た記憶があります。
今ではほとんどツーリング先でも見なくなったVT1300CXですが、現存のバイクは日本に一体何台あるんだろう? Goo Bikeで調べてみたら、中古車が全国で15台でした。 驚くことに、ヤマハのSCR950よりも台数が多いですね。
ホンダ VT1300CX 【不人気度 85点】 【ミイラ度95点】
こちらのVT1300CXも、まずはスタイリングチェックからです。 これもインパクトありすぎですね。

なにかCG画のような写真ですが、あまりにも配線やエンジン周りがスッキリしすぎているからでしょうか?

排気量が1312ccの水冷Vツインエンジンです。 こちらですが、主に北米向けに開発されたようですが、2009年同時期に日本でも新車が販売開始されています。 実は私、これも一度試乗したことがあります。 大型バイクの免許を教習所で取得し、大型バイクを何にしようかと色々模索していた時期で、相模原の教習所で行われたバイクの試乗イベントに行ってみたときに、これに乗ってますね。
検索してみたら、こちらの記事でした。 2009年12月でしたね。 懐かしいなぁ。
こちらですが、ハーレーを魔改造したようなスタイリングですが、それをホンダが吊るしの市販バイクとして販売してしまった驚きがありました。 上の試乗記でも書いてますが、教習所内での走りは至って普通。 同時にハーレーの試乗もしてましたが、やはりホンダらしい作りの良さを感じてますね。
こちらのVT1300CXですが、一回だけビーナスラインで見たことがありました。 しかも、そのVT1300CXですが、美ヶ原高原美術館の道の駅で見た後に、私がビーナスラインの復路で霧の駅に向かっている途中に、路肩で単独でコケて大破し、クランクケースが割れてオイルダダ漏れだった記憶があります(笑)。 あれはビックリしたなぁ。 オーナーさんは無事だったと思いますが、バイクは間違いなく廃車だったでしょうね。
VT1300CXですが、かなり振り切ったスタイリングでしたけど、日本ではほとんど売れてなかったんじゃないかな? 最近知ったのですが、北斗の拳のジャギ様をコスプレしている茨ジャギさんが、このVT1300CXをカスタムして乗っています。 これは本当にベストマッチだと思いました。
このVT1300CXですが、日本でのセールス的には失敗だったと思いますが、そもそもそんなに日本で売れるとは思ってなかったでしょう。 あくまで北米がメインの市場としてマーケティングしていると思いますし、日本でちょろっと売ってみて、数百台ぐらいでも売れたらラッキーぐらいに思ってたんじゃないでしょうか?
2015年型が日本での最終型だったようですが、結構長く売ってたんだなぁ。 2016年からはカタログ落ちしてましたが、一体日本ではどのくらい売れたんだろう…。 以前、元タレントの島田紳助さんが、このVT1300CXを買ったなんて記事を見た記憶があります。
今ではほとんどツーリング先でも見なくなったVT1300CXですが、現存のバイクは日本に一体何台あるんだろう? Goo Bikeで調べてみたら、中古車が全国で15台でした。 驚くことに、ヤマハのSCR950よりも台数が多いですね。
ホンダ VT1300CX 【不人気度 85点】 【ミイラ度95点】
【近代ミイラ伝説】ハーレー XR1200 / XR1200X 【時代に埋もれた迷車達】
私が選んだ7台目のミイラ化バイクですが、あのハーレーです。 ハーレーダビッドソン、XR1200/XR1200Xです。 こちらですが、私が初めて乗ったハーレーなので、思い出深い一台ですね。 こちらも「ミイラ」なんてネタにするのは悪いかなと思うぐらい、好きな一台です。 こちらのXR1200は2009年発売、XR1200Xは2010年発売です。
ハーレーダビッドソン XR1200のスタイリングはこちら

こちらが足回りを強化した、XR1200X。 リヤがリザーバータンク付きになり、フロントもXはSHOWAの専用品が奢られ、タイヤもダンロップの専用ラジアルタイヤとなっているみたいですね。

このハーレーダビッドソン XR1200/ XR1200Xですが、ずばりコンセプトが「走りのハーレー」。 エンジンも当時のBuellのサンダーストームエンジンが搭載されて、往年のフラットトラッカー XR750のイメージで販売し始めましたが、わずか2年ほどでカタログ落ち…。 私も上で書いていますが、初めてディーラーで試乗させてもらった思い出深いハーレーです。 3回ぐらい試乗したことがあるかなぁ。 XR1200とXR1200Xも乗ってますが、試乗程度ではどちらも対して変わらなかったです。
このXR1200ですが、やはりハーレーを買う購買層としては、ハーレーで峠やサーキットを走る層というのはほとんど居なかったということに尽きるのではないでしょうか? 同じ走りをイメージしたスポーツスターXL883Rは、かなり売れていたんですが、このXR1200のように、より走りに振ってしまうイメージだと、日本のユーザーは離れていくのかなぁ。
同じ時期に出ていたスポーツスターですが、883アイアンや1200ナイトスターなど、ローダウンされたファクトリー系ダークカスタムの車両が人気でしたし、この後ぐらいにあのXL1200フォーティエイトも出てますから、やはりハーレーのイメージとして、アメリカの市街地やフリーウェイで走っているようなストリートスタイルの方が人気なんでしょう。
後、このXR1200ですが、走り重視とはいっても、あくまで「他のハーレーに比べて」という感じなので、実際はそんなに速くないです。 エンジンの馬力としては90馬力位なので、同時期の国産ネイキッドに比べてもそれ程なんですね。
同時期に販売していた、同じハーレーのサンダーストームエンジンを積んだBuellのXB12Ssを試乗しましたが、これは強烈なトルクですごく速かったんです。 でも、Buellは車重が装備重量で200kgを切ってまして、かなり軽かった。 対してXR1200は250kg以上あるので、Buellが馬だとしたら、XR1200はロバ位の速さでした。 もちろんXR1200だって、アクセルをガバ開けしたらそれなりに走るんですけどね。 やはり車重が与える影響はかなり大きいです。
速さを求めるのなら、当時の国産ビッグネイキッドのCB1300SFとか、XJ1200R、GSX1400、バンディット1250、ZRX1200DAEG辺りを買う人のほうが多かったと思います。 とにかく日本のオジさんはインライン4が好きな人が多いんですよね(笑)。 ワタシ的には、やはり蹴り上げるトルクを体感できるツインエンジンの方が乗っていて楽しいと思うのですが…。
あれこれ書きましたが、私は個人的には、このXR1200/XR1200Xはかなり惹かれる一台ですね。 こちらも前回紹介したSCR950と同じく、程度の良い個体があれば欲しいぐらいです。
販売したのは2年ぐらいなので、玉数は少ないです。 でも今見てもカッコいいなぁ…。
ハーレーダビッドソン XR1200 / XR1200X 【不人気度 70点】 【ミイラ度80点】
ハーレーダビッドソン XR1200のスタイリングはこちら

こちらが足回りを強化した、XR1200X。 リヤがリザーバータンク付きになり、フロントもXはSHOWAの専用品が奢られ、タイヤもダンロップの専用ラジアルタイヤとなっているみたいですね。

このハーレーダビッドソン XR1200/ XR1200Xですが、ずばりコンセプトが「走りのハーレー」。 エンジンも当時のBuellのサンダーストームエンジンが搭載されて、往年のフラットトラッカー XR750のイメージで販売し始めましたが、わずか2年ほどでカタログ落ち…。 私も上で書いていますが、初めてディーラーで試乗させてもらった思い出深いハーレーです。 3回ぐらい試乗したことがあるかなぁ。 XR1200とXR1200Xも乗ってますが、試乗程度ではどちらも対して変わらなかったです。
このXR1200ですが、やはりハーレーを買う購買層としては、ハーレーで峠やサーキットを走る層というのはほとんど居なかったということに尽きるのではないでしょうか? 同じ走りをイメージしたスポーツスターXL883Rは、かなり売れていたんですが、このXR1200のように、より走りに振ってしまうイメージだと、日本のユーザーは離れていくのかなぁ。
同じ時期に出ていたスポーツスターですが、883アイアンや1200ナイトスターなど、ローダウンされたファクトリー系ダークカスタムの車両が人気でしたし、この後ぐらいにあのXL1200フォーティエイトも出てますから、やはりハーレーのイメージとして、アメリカの市街地やフリーウェイで走っているようなストリートスタイルの方が人気なんでしょう。
後、このXR1200ですが、走り重視とはいっても、あくまで「他のハーレーに比べて」という感じなので、実際はそんなに速くないです。 エンジンの馬力としては90馬力位なので、同時期の国産ネイキッドに比べてもそれ程なんですね。
同時期に販売していた、同じハーレーのサンダーストームエンジンを積んだBuellのXB12Ssを試乗しましたが、これは強烈なトルクですごく速かったんです。 でも、Buellは車重が装備重量で200kgを切ってまして、かなり軽かった。 対してXR1200は250kg以上あるので、Buellが馬だとしたら、XR1200はロバ位の速さでした。 もちろんXR1200だって、アクセルをガバ開けしたらそれなりに走るんですけどね。 やはり車重が与える影響はかなり大きいです。
速さを求めるのなら、当時の国産ビッグネイキッドのCB1300SFとか、XJ1200R、GSX1400、バンディット1250、ZRX1200DAEG辺りを買う人のほうが多かったと思います。 とにかく日本のオジさんはインライン4が好きな人が多いんですよね(笑)。 ワタシ的には、やはり蹴り上げるトルクを体感できるツインエンジンの方が乗っていて楽しいと思うのですが…。
あれこれ書きましたが、私は個人的には、このXR1200/XR1200Xはかなり惹かれる一台ですね。 こちらも前回紹介したSCR950と同じく、程度の良い個体があれば欲しいぐらいです。
販売したのは2年ぐらいなので、玉数は少ないです。 でも今見てもカッコいいなぁ…。
ハーレーダビッドソン XR1200 / XR1200X 【不人気度 70点】 【ミイラ度80点】
【近代ミイラ伝説】ヤマハ SCR950 【時代に埋もれた迷車達】
私が選んだ6台目のミイラ化バイクですが、初ヤマハです。 ヤマハのクルーザー、ボルトの兄弟車で、ヤマハ SCR950です。 こちらですが、私的にはこのSCR950をミイラなんてネタにするのは憚れるほど、スタイリングと佇まいが好きなバイクなんですよね。 このスタイリングはかなり私に刺さります。 ちなみに年式ですが、2017年式から2年間だけ販売していました。
ヤマハ SCR950の写真がこちら。 今見てもめちゃカッコイイ!

反対側がこちら。 ゼッケンプレートに見立てたサイドカバーが良い!

クルーザーのヤマハ BOLTをスクランブラー風味にした派生車なんですが、やはりデザインのヤマハだけあって、すごくまとまりがあるデザインです。 言うならば、デカいSRのようですね。 なんで私はこれを新車で買わなかったのだろうかと、今更ながらに思うぐらいカッコいいです。 カッコは良いのですが、やはりツーリングに使うとなると積載性も気になるんですよね。 その辺りで買うのは躊躇してしまう層も多いかもしれません。
スクランブラースタイルですが、車重が250キロあるので、流石にこれでガンガンオフロードは走れないと思うんですけど、このタンクからシートのラインが良いですね。 ボルトと同じく、美しい空冷Vツインエンジンも外観のアイデンティティですが、それ以上にこのちょっと車高が上がった走れるスクランブラーっぽい外見がたまりません。
ですが、このスタイルは完成されているので、どこに荷物を積んだら良いのか、どんなツーリングバッグが似合うのか、ちょっと迷うところです。 その点、兄弟車のBOLTはクルーザースタイルで、サイドバッグ等でも色々サードパーティの物があります。 なので、SCR950は好きだけど、ツーリングに使うのでBOLTかな、と思った人も多いんじゃないでしょうか。
これも2年で消えてるだけあって、かなりレアなバイクです。 今でもたまーに見る時があるぐらいですね。
走っている動画を見ても、やはりかっこ良い! この極上な中古があったら、本当に買ってしまいそうです。 Goo Bikeをチェックすると、SCR950は全国に今8台の中古車のみ! B-Kingなみのレアっぷりですね…。
ヤマハ SCR950 【不人気度 70点】 【ミイラ度85点】
ヤマハ SCR950の写真がこちら。 今見てもめちゃカッコイイ!

反対側がこちら。 ゼッケンプレートに見立てたサイドカバーが良い!

クルーザーのヤマハ BOLTをスクランブラー風味にした派生車なんですが、やはりデザインのヤマハだけあって、すごくまとまりがあるデザインです。 言うならば、デカいSRのようですね。 なんで私はこれを新車で買わなかったのだろうかと、今更ながらに思うぐらいカッコいいです。 カッコは良いのですが、やはりツーリングに使うとなると積載性も気になるんですよね。 その辺りで買うのは躊躇してしまう層も多いかもしれません。
スクランブラースタイルですが、車重が250キロあるので、流石にこれでガンガンオフロードは走れないと思うんですけど、このタンクからシートのラインが良いですね。 ボルトと同じく、美しい空冷Vツインエンジンも外観のアイデンティティですが、それ以上にこのちょっと車高が上がった走れるスクランブラーっぽい外見がたまりません。
ですが、このスタイルは完成されているので、どこに荷物を積んだら良いのか、どんなツーリングバッグが似合うのか、ちょっと迷うところです。 その点、兄弟車のBOLTはクルーザースタイルで、サイドバッグ等でも色々サードパーティの物があります。 なので、SCR950は好きだけど、ツーリングに使うのでBOLTかな、と思った人も多いんじゃないでしょうか。
これも2年で消えてるだけあって、かなりレアなバイクです。 今でもたまーに見る時があるぐらいですね。
走っている動画を見ても、やはりかっこ良い! この極上な中古があったら、本当に買ってしまいそうです。 Goo Bikeをチェックすると、SCR950は全国に今8台の中古車のみ! B-Kingなみのレアっぷりですね…。
ヤマハ SCR950 【不人気度 70点】 【ミイラ度85点】
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ホンダNC700Xからレブル1100T DCTに乗り替えた中年ライダーです。Season2は気ままに更新しますので、よろしくお願いします。
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