NC700X 前後ブレーキパッド交換 【75,460km】
2022年5月14日の午前中に、NC700Xの前後ブレーキパッドを交換しました。 ブレーキキャリパーの清掃も兼ねて、前後のパッドを一気に交換しています。
用意したブレーキパッドはこちら。

フロント用が去年安売り状態だったので購入しておいたデイトナの赤パッド、リヤ用がキタコから販売されているSBS製のシンタードパッドです。
今回はフロントのブレーキパッドだけ交換の予定でした。 しかし、4年前にリヤのブレーキパッドを交換したので、そのデイトナの赤パッドを見てみたら、走行距離1万5千キロなのにリヤパッドがかなり減っている…。 デイトナの赤パッドですが、レビューを見てみると、セミメタル素材のために減りが早いみたいです。 ということで、今回は急遽キタコが輸入しているSBS製のシンタードパッドを買ってみました。
自分の旧ブログを確認してみました。 まず、前回にフロントのブレーキパッドは33,300km走行時点で交換しています。 新車の時に付いていたNissin製パッドから、ベスラのシンタードパッドに交換していました。
http://kbtkmc.blog44.fc2.com/blog-entry-2275.html
42,160km走行後に、ベスラからデイトナ赤パッドに交換です。 ベスラのシンタードパッドはかなり持ちが良いですね。
まず、フロントのブレーキキャリパーを外します。 ブレーキキャリパーを外す前に、パッドピンは必ず緩めておきます。
こちらがフロントのキャリパーを外した直後。 4.2万キロも走っている割に、ベスラのパッドは半分ぐらい残ってますね。 ベスラのシンタードですが、効きもかなり良い+ライフも長く、自分の好みのパッドです。

ブレーキパッドとを取り除き、ブレーキクリーナーで清掃します。 ピストンを清掃するのに、ブレーキレバーを握ってピストンを出し、動きを見ます。 清掃して、ピストンの周りにシリコングリスを薄く塗っています。 ブレーキレバーを握る→ピストンを出す→清掃とグリス塗布→ピストンを両方押し込むを繰り返し、ピストンの動きが良くなった時点で終了です。

新品のデイトナ赤パッドと、4.2万キロ走行したベスラのパッドを並べてみました。 ベスラのパッドは半分ぐらいの厚みですね。 これはもったいないので、赤パッドの減りが早いことも考慮して、赤パッドが減ってきたらまたベスラを装着しようと思い、パッドを洗浄後保管しておきます。

こちらが新品のデイトナ赤パッドを装着した写真です。

今度は逆の手順でキャリパーを装着します。 パッドピンも清掃し、グリス薄く塗布しておきます。 キャリパーのボルト2本は清掃後、熱かじり防止の為にモリブデングリスを薄く塗布してキャリパーを装着しました。 キャリパーを装着した後は、ブレーキレバーを何度か握って、ブレーキのタッチを復活させておきます。

次にリヤのパッド交換に移ります。 下が前回リヤのブレーキパッドを交換した時の記事です。 前回は60446km走行時なので、この時から1.5万キロ走行しています。 やはりデイトナの赤パッドですが、ライフがシンタード系ブレーキパッドよりは確実に短いですね。 タッチは問題ないので、ローターへの攻撃性はシンタードよりも無いのかな? 今回、上で交換したフロントがどのくらい持つのかが気になります。
http://kbtkmc.blog44.fc2.com/blog-entry-3363.html
リヤのキャリパーを外すべく、まずはマフラーを外します。 マフラーを外した後、リヤのキャリパーを外すのですが、フロントと同じく、まずパッドピンを緩めておきます。 リヤのキャリパーを外し、パッドピンを外して、こちらもまずキャリパーの清掃とピストンへのグリス塗布を行います。

リヤもフロントと同じように清掃とグリスアップをします。 ピストンへのシリコングリス塗布ですが、ベッタリは付けずにグリスをうす~く塗布しています。べったりグリスを付けても、そこにゴミが付くだけなので、基本的にはかなり薄く塗布していますね。

こちらが1.5万キロ走ったリヤブレーキです。 上記写真ですが、ゴールドのパッドが新品のSBS製シンタードパッドです。
デイトナの赤パッドは、かなりライフが短いですね。 たった1.5万キロ、しかもリヤブレーキで厚み半分になってしまいました。 リヤにデイトナの赤パッドを入れた後、リヤブレーキをなるべく使うようにしていたのですが、それにしても減りすぎでは???
ネットで検索してみると、デイトナの赤パッドはかなり柔らかいという事が出ていました。 ディスクへの攻撃性はかなり低いというメリットもありますが、ライフが短いのは自分的にはイマイチかなあ…。 リヤブレーキに装着しただけですが、効きは全くノーマルと遜色が無かったと思います。 今回はデイトナの赤パッドをメインのフロントブレーキに装着したので、効き方をじっくり観察してみたいと思います。
フロントキャリパーと全く同じ事をやって、新品のSBSのリヤブレーキパッドを入れて組み上げます。

こちらが後ろから見た写真です。

リヤのブレーキも、ブレーキペダルを手で押し込んで、タッチを復活させておしまいです。
前後のブレーキパッドを交換後、午後に試走してきました。 冬は走れなかった信州峠から、川上村まで行ってきました。
下の写真が、川上村にある、通称「北海道ストレート」です。 通称は私が勝手に付けました(笑)。 北海道のような雰囲気の直線路です。

川上村から、サンメドウズ清里スキー場に行きました。 サンメドウズ清里スキー場もバイクで訪れるのに好きな場所です。

今回は前後のブレーキパッドを一気に交換していたので、走り出しは緊張しました(笑)。 何度か前後ともブレーキを繰り返し、当たりを付けます。
当たりを付けた感じでは、前後とも程々効きますね。 特に効き味に不満はありません。 普通のストリートユースですし、サーキットを走るようなハードユースではないので、効き方は満足です。
以前フロントに装着していたベスラのブレーキパッドですが、フロントのブレーキをかけると、「ジーーーー」という低い音がしていました。 なんとなく効いている感じで良かったのですが、デイトナの赤パッドはそんな音はしていません。
去年2400円程度の特価で買っておいたデイトナの赤パッドをフロントにつけていますが、ライフはかなり短いと思います。 いくら2000円程度で安くても、ライフが短ければトータルのコストはベスラよりも高くなると思います。 ベスラのシンタードパッドは5500円位ですが、ライフが長いです。 デイトナの赤パッドですが、セミメタルパッド。 同じデイトナでもゴールデンパッドはシンタードですから、そちらのほうがライフは確実に長いでしょうね。
次回フロントを変えるとしたら、またベスラに変えるか、今度はリヤと同じSBSか、もしくはデイトナでもゴールデンパッドでしょうね。 もう赤パッドには変えないと思います。 効き味はともかく、私はライフ重視なので、やはりシンタードパッドのほうが良いですね。 まあ今回、半分使ったベスラのパッドは捨てないので、デイトナ赤パッドの様子を見ながら走ろうと思います。
NC700X 陣馬形山ツーリング
GW中の5月4日、NC700Xでツーリングへ行ってきました。 行き先はずいぶんと訪れていない、長野県の陣馬形山です。 場所は中央道駒ヶ根ICからほど近い場所です。 住所的には、上伊那郡中川村という所です。 旧ブログで調べてみたら、前回行ったのは2013年のGW中でした。 丁度9年ぶりですね。
http://kbtkmc.blog44.fc2.com/blog-entry-1526.html
調べてみたら、陣馬形山公式サイトも出来ていました。
5月4日ですが、天候も一日良いということだったので、石川県のなぎさドライブウェイに行こうかなと思っていたのですが、当日は気分も乗らず、そこまで遠出するのも何だかな?という事で予定変更。 ずっと訪れていなかった長野県の陣馬形山にしました。
当日ですが、朝9時出発。 今年は長野県諏訪市で、7年に一度行われる御柱祭があるので、そこの交通規制に引っかからないか見てみたら、ビンゴ! 諏訪から伊那へ抜ける杖突峠が昼間の時間はほぼ通行止めでした。
なので、とりあえず諏訪南ICから中央道に入ります。 諏訪湖から岡谷、長野道とのジャンクションを抜け、伊北ICで下車しました。 この辺りで10時位。
その後近くのコンビニで休憩。 以前陣馬形山に行った時に、バイク用のGarminのポータブルナビにつけていたポイントがあったので、とりあえずそのポイントをナビでセットして再出発。
陣馬形山ですが、長野県上伊那郡中川村にあるのですが、登山道が分かりづらいです。 ナビをセットするポイントですが、陣馬形山の麓にある「アンフォルメル中川村美術館」をセットしています。 「アンフォルメル中川村美術館」からは、陣馬形山へ登るルートが道にポイントポイントで出ています。
いよいよ陣馬形山へ登り始めます。 中央アルプスもきれいに見えていました。

途中、薪のスイス積みがあって、何だか可愛らしい感じでした。

アンフォルメル中川村美術館の入り口から、かなりの急勾配+道が狭い酷道です。 バイクなので全然平気ですが、車だとすれ違うのに神経を使いそう。 どんどん標高を上げていくと、ついに駐車場にたどり着きました。
日帰り用の駐車場にバイクを止め、歩いてキャンプ場の方に向かいます。 キャンプ場の先の階段を登り、展望台に出ると!
こんな見晴らしです。 こちらが飯田、中津川方面。 中央道では名古屋方面ですね。

こちらが目の前に見える中央アルプス。 絶景!

こちらが伊那・諏訪の方面です。

中央アルプスをアップで。

雲ひとつ無い晴天で、眼下には南信州の町が見渡せる眺望。 他に来ていたカップルの女性が「まるで飛行機に乗っている景色みたい!」と言っていましたが、本当にそうですね。 飛行機に乗らずとも、陣馬形山はこんな眺望が見渡せます。
ここの展望台で、NC700Xのラゲッジに積んできた飲み物と、今朝息子の部活の試合の時に作ってあげたサンドイッチで自分用にしたものを持ってきたので食べた。 最高だ…。 この眺望を眺めながらだったら、どんな物でも美味しく感じる。

この展望台、標高は1445mなんですね。
こちらは山の説明。 千畳敷カールのある駒ケ岳も見えます。

動画も撮影してみました。 他の人も映っていますが、みんなマスクしているのでモザイクいらず(笑)。 コロナ禍の良いところですね(笑)。
こちらには40分位滞在していました。 9年前来たときより、キャンプサイトがきれいになっていますね。 すごく綺麗なトイレも出来ていました。 その代わり、キャンプサイトは以前無料だったと思うのですが、現在は完全予約制で限定数です。 まぁ、この時代ですからしょうがないですね。
キャンプサイトは簡素な売店ぐらいしかありません。 温泉もないですし、コンビニなども麓に行かなければ無いので不便なキャンプサイトですが、その代わりこの絶景の中キャンプできます。 不自由を楽しめる人だけが満喫できるキャンプサイトですね。 以前と違い、トイレはすごく綺麗でした。
帰り道は先程の中央アルプスを見ながら帰ります。 高遠から諏訪に抜ける杖突峠は通行できないので、代わりのルートを調べます。

どうやら県道50号の諏訪辰野線は大丈夫な感じ。 ナビをセットし直し、中央アルプスを見ながら走行。 諏訪から原村、小淵沢といつも走っている道を通り、自宅へ。 自宅へはPM4時前に戻れました。
自宅に戻る前にガス補給。 今回は32km/Lでした。 あまり伸びてないな?なんでだろ?
今回の走行距離 258.4km 今回までのODO 75,369km。
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Author:コバタケ
ホンダNC700Xからレブル1100T DCTに乗り替えた中年ライダーです。Season2は気ままに更新しますので、よろしくお願いします。
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