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【近代ミイラ伝説】ホンダ VT750S 【時代に埋もれた迷車達】
さて、私が選んだ2台目のミイラ化したバイクですが、ホンダのVT750Sです。 こちらは2010年発売の一台でした。 実は、このVT750Sは私も購入しようかなと思ったことがあるバイクです。

このバイクですが、エンジンがV型水冷2気筒の745ccです。 このバイク、初めて見る方は、何かに似てるなと思ったんじゃないでしょうか? そうです、あのハーレーダビッドソンのスポーツスターシリーズとガチンコ勝負する為に生まれたバイクなんです。
こちらが当時のハーレーダビッドソン スポーツスター883R

そうです、スタイリングはほぼハーレーのスポーツスター瓜二つ。 これはホンダがシャドウ750をベースに開発して、2010年にリリースしたバイクでした。 私もこれが出た時には「ハーレーの猿真似」だと感じたんですが、だんだんと印象が変わった一台です。 こちらのVT750Sですが、私は過去試乗したこともあります。 その時にはかなり印象は良かったですね。
http://kbtkmc.jp/blog-entry-902.html
その当時はホンダが「ハーレーのスポーツスターのシェアを食うために開発した」なんて書いてましたが、おそらくホンダも、スポーツスターのシェアをすべて奪えると思っていたわけではないと思います。 ハーレーのスポーツスターに乗りたいけど、ホンダのクオリティや乗りやすさ等、ハーレーよりも気軽にイージーライドしたいが、スタイリングはハーレーが良い、とにかくホンダが好きだ、なと思う人に向けて開発したのかなと思います。 最初に外見を見たときには、ハーレーのマネだと思ったのですが、乗ってみたらそのコンセプトを何となく理解できました。
実際に乗ってみれば乗りやすかったですし、良い意味でも悪い意味でも、ハーレーのようなアクがあるバイクではなく、スタイリングはライトクルーザーですが、ホンダらしくアクのない優等生的なバイクだった記憶があります。
VT750Sですが、最初はホワイトとガンメタの2色だったと思いますが、上の写真のブルー、そしてトリコロールカラーが後に発売されました。 このトリコロールカラーにはちょっと惹かれるものがありましたね。 クルーザーというか、トラッカースタイルのようにカスタムしたらカッコいいんじゃないかなと思った記憶があります。
この上の動画がトリコロールカラーのVT750Sですが、今見てもちょっとカッコいいかなと思いますね。
しかし、セールス的には全く振るわずに、VT750Sはカタログ落ちします。 そして数年後に、あの大ヒット作のレブル250が生まれました。 ホンダの中の人も、おそらくVT750Sの惨敗の記録から学んだんでしょう。「やはりスタイリングは真似ではなく、オリジナリティがあるものでなくてはいけない…」と。 現在のレブル250、500、1100ですが、やはりクルーザーでもオリジナリティがあるデザインです。 (下の写真はレブル1100)

このVT750Sのセールス失敗からレブルシリーズの大ヒットへと繋がっているのです。 私のレブル1100と同じく、VT750Sもホンダのライトクルーザーモデルですから、何か感慨深いものがありますね。
ホンダ VT750S 【不人気度 70点】 【ミイラ度80点】

このバイクですが、エンジンがV型水冷2気筒の745ccです。 このバイク、初めて見る方は、何かに似てるなと思ったんじゃないでしょうか? そうです、あのハーレーダビッドソンのスポーツスターシリーズとガチンコ勝負する為に生まれたバイクなんです。
こちらが当時のハーレーダビッドソン スポーツスター883R

そうです、スタイリングはほぼハーレーのスポーツスター瓜二つ。 これはホンダがシャドウ750をベースに開発して、2010年にリリースしたバイクでした。 私もこれが出た時には「ハーレーの猿真似」だと感じたんですが、だんだんと印象が変わった一台です。 こちらのVT750Sですが、私は過去試乗したこともあります。 その時にはかなり印象は良かったですね。
http://kbtkmc.jp/blog-entry-902.html
その当時はホンダが「ハーレーのスポーツスターのシェアを食うために開発した」なんて書いてましたが、おそらくホンダも、スポーツスターのシェアをすべて奪えると思っていたわけではないと思います。 ハーレーのスポーツスターに乗りたいけど、ホンダのクオリティや乗りやすさ等、ハーレーよりも気軽にイージーライドしたいが、スタイリングはハーレーが良い、とにかくホンダが好きだ、なと思う人に向けて開発したのかなと思います。 最初に外見を見たときには、ハーレーのマネだと思ったのですが、乗ってみたらそのコンセプトを何となく理解できました。
実際に乗ってみれば乗りやすかったですし、良い意味でも悪い意味でも、ハーレーのようなアクがあるバイクではなく、スタイリングはライトクルーザーですが、ホンダらしくアクのない優等生的なバイクだった記憶があります。
VT750Sですが、最初はホワイトとガンメタの2色だったと思いますが、上の写真のブルー、そしてトリコロールカラーが後に発売されました。 このトリコロールカラーにはちょっと惹かれるものがありましたね。 クルーザーというか、トラッカースタイルのようにカスタムしたらカッコいいんじゃないかなと思った記憶があります。
この上の動画がトリコロールカラーのVT750Sですが、今見てもちょっとカッコいいかなと思いますね。
しかし、セールス的には全く振るわずに、VT750Sはカタログ落ちします。 そして数年後に、あの大ヒット作のレブル250が生まれました。 ホンダの中の人も、おそらくVT750Sの惨敗の記録から学んだんでしょう。「やはりスタイリングは真似ではなく、オリジナリティがあるものでなくてはいけない…」と。 現在のレブル250、500、1100ですが、やはりクルーザーでもオリジナリティがあるデザインです。 (下の写真はレブル1100)

このVT750Sのセールス失敗からレブルシリーズの大ヒットへと繋がっているのです。 私のレブル1100と同じく、VT750Sもホンダのライトクルーザーモデルですから、何か感慨深いものがありますね。
ホンダ VT750S 【不人気度 70点】 【ミイラ度80点】
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ホンダNC700Xからレブル1100T DCTに乗り替えた中年ライダーです。Season2は気ままに更新しますので、よろしくお願いします。
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