ハーレーダビッドソン RH1250S スポーツスターS 試乗記
以前から乗ってみたかったのですが、ハーレーの新生スポーツスター、水冷エンジンのRevolutionMax1250Tを積んだ、RH1250S スポーツスターSに試乗してきました。
12月3日ですが、山梨県のハーレーディーラーにお邪魔してきました。 ビッグツインのストリートボブ114と、水冷のスポーツスターSに試乗してもらいました。 最初に以前も試乗したストリートボブ114に試乗して、2台目にRH1250S スポーツスターSに乗りました。
まず、メーターが綺麗です。 乗った後にびっくりしたのですが、オドメーターが9キロの、超がつくぐらいのド新車が試乗車でした。 アナログ演出なデジタルメーターで、これはかなりカッコいいですね。

これがYoutubeに上っていたスポーツスターSのメーターの動画です。
試乗車のスポーツスターSですが、白のボディカラーです。 爽やかでカッコいい色ですね。 車体はエンジンと外装の隙間が無い位詰まっていて、かなり追い込んだデザインと設計です。 ハーレーの社内で、デザイナーと車体設計者がすごく喧嘩したんじゃないかな?と思うぐらい、追い込んでいる車体構成ですね。
整備性が悪そうですが、見た目はマスがギュッと詰まった感じでこれも操舵性に関係あるのかな。 エンジンの造形的にも抜かりが無い感じで、ハーレーの拘りを感じます。 マフラーですが、右足とマフラーが接触しますが、マフラー自体見えている部分はフルカバードなので、熱さはほぼ感じませんでした。

スタイリング的には、以前の空冷スポーツスターが金属タンク、外装、エンジンの空冷フィン等で、オーセンティックなスタイルだったのに対し、水冷化されたRH1250S スポーツスターSは樹脂外装を多用していて、以前のトラディショナルなハーレーのスタイルを求めている人には不満かもしれません。
こちらは空冷のスポーツスターXL883R

スタイルはさておき、水冷のスポーツスターSを乗ってみると、かなりびっくりしたのが第一印象です。
感想を一言でいうと…「ヤバいぐらい面白い!」
私の中では、前に乗ったどのバイクにも似ていない、完全なる新しいバイクの乗り味でした。
軽量な228kgの車体とファットタイヤ(F160/70R17 R180/70R16)。 パワーユニットが、RevolutionMax1250T(1252cc)エンジンで、圧縮比がなんと12:1の121馬力です。 そのパッケージングを、なんと低いパイプハンとフォワードコントロールステップで操作するという、摩訶不思議な乗り物という感覚でした。

最初はそのポジションに面食らったのですが、不思議と違和感はありませんでした。 スタイリングだけ見ると、フォワードコントロールステップをミッドコントロールに変えたいと思うかもしれませんが、このフォワードコントロールステップが良いのかもしれません。 ミッドにすると、逆に面白さが半減するような気がします。 ハンドルだけは、もうちょっと高くても良いかな。 体をくの字に曲げてるような不思議なポジションですが、すぐ慣れましたね。
スポーツスターS試乗後に自分のNC700Xに乗ったら、逆にかなり違和感がある感覚がしました(笑)。 その位、短時間でもしっくり来るポジションでしたね。 このスポーツスターSのポジションは、不思議だけれど違和感が無いライディングポジションでした。
バイクに乗るライディングポジションですが、エンジンの性格と同じぐらい、乗り味に影響があると思います。 私のNC700Xの兄弟車であるNC700Sに試乗した時、ポジションが違うだけでぜんぜん違うバイクに思えました。 少しでもポジションを変えると、当然前後輪への荷重配分が違ってきますので、バイクの挙動がかなり変わってきます。 なので、ハンドル位置やシート高、ステップ位置を変えると、同じバイクでも全く別のバイクに感じると思います。
エンジンですが、以前の空冷スポーツスターとは全くの別物です。 前に同じエンジンのRevolutionMax1250を積んだパンアメリカに乗ったときは、あまり良い印象が無かったのですが、今回はすごく良い感触でした。 パンアメリカを去年試乗した時は、ガサガサ回るエンジンだなあと思ったのですが、スポーツスターSはでは、まったくそんな事は思わなかったですね。 割と滑らかなアイドリングから、ピックアップが良く、ツキの良いエンジンで非常に感触は良かったです。 乗りやすいトルク型のパワーデリバリーで、しかも回すと速い! 121馬力は伊達じゃありません。
RevolutionMax1250Tの末尾Tは、トルク型の「T」のようです。 その名の通り、低速からトルクフルで、アクセルを開けた時のパワーの盛り上がりもスムーズ。 確かにパンアメリカより、低速からパンチのある味付けな感じがしました。 トラコンの設定はノーマルで固定でしたが、それでもかなり低速トルクとピックアップの良さを感じました。 排気音も野太いワイルドな音で、エンジンは水冷になってもハーレーらしさがあると、個人的には感じました。
エンジンの感覚ですが、昔に乗ったことがあるBuellを思い起しました。 このブログの試乗記録を見たら、BuellのLightning XB12Ssに2009年に乗っています。 Buellの方がショートホイールベースですが、その時のエンジンの元気良さに似ている感覚を思い出しました。
肝心の車体ですが、試乗コースは交差点を4つ曲がるだけでしたが、以前のスポーツスターのローダウンモデルのような底突き感等は皆無で、フレーム剛性もしっかりしている感覚でしたね。 この不思議な乗り味のスポーツスターSで、いつも自分が走っている299麦草峠やビーナスラインを走ってみたいなと思いました。

総括すると、従来のハーレーらしさを感じたい人には刺さらないかもしれませんが、私の個人的な感想は、この水冷スポーツスターSは十分に「アリ」なハーレーですね。 乗ってもかなり面白いバイクですし、社会人が休日にちょい乗りしたり、往復200~300km程度の日帰りツーリングに行くぐらいだったら、すごく良いのではと思います。 お世辞にも長距離ツーリングに良いとは思えませんけど(笑)。 この水冷スポーツスターSは、ハーレーの野心的なモデルで、意欲的なコンセプトのバイクだと思います。
空冷スポーツスターも良いですが、水冷になってもハーレーらしさは残ってますし、何よりこの新しい感覚が凄いバイクです。 自分的にはかなり気に入りましたね。
自分でこのスポーツスターSを買うか?と考えたら、自腹では買わないかもしれません。 なんせ長距離ツーリングには向いていない一台ですから(笑)。 しかし、このスポーツスターSが、ホンダのレブル1100と同等程度の価格であれば、かなり心が動いたと思います。
ハーレーも、スポーツスターを水冷化するにあたり、やはり最初のモデルというのは相当考えたのではないでしょうか? 強烈なインパクトが有る一台を、最初の水冷スポーツスターとしてリリースしたいと思うメーカーの意思を感じました。 空冷から水冷という時代の変わり目に向け、かなり尖った印象、かつ変化を感じさせる水冷スポーツスターを出したいとメーカーサイドでは考えたのかなあと、個人的には思います。
個人的には、プレミア価格のスポーツスターXL1200X フォーティエイトを中古で買うのであれば、この水冷スポーツスターのRH1250S スポーツスターSを買ったほうが幸せになれる気がしますね(笑)。
ちなみに、ハーレーダビッドソン山梨では、来週からRH975ナイトスターも試乗が始まるようです。 ナイトスターも近いうちに乗りに行こうかな。
12月3日ですが、山梨県のハーレーディーラーにお邪魔してきました。 ビッグツインのストリートボブ114と、水冷のスポーツスターSに試乗してもらいました。 最初に以前も試乗したストリートボブ114に試乗して、2台目にRH1250S スポーツスターSに乗りました。
まず、メーターが綺麗です。 乗った後にびっくりしたのですが、オドメーターが9キロの、超がつくぐらいのド新車が試乗車でした。 アナログ演出なデジタルメーターで、これはかなりカッコいいですね。

これがYoutubeに上っていたスポーツスターSのメーターの動画です。
試乗車のスポーツスターSですが、白のボディカラーです。 爽やかでカッコいい色ですね。 車体はエンジンと外装の隙間が無い位詰まっていて、かなり追い込んだデザインと設計です。 ハーレーの社内で、デザイナーと車体設計者がすごく喧嘩したんじゃないかな?と思うぐらい、追い込んでいる車体構成ですね。
整備性が悪そうですが、見た目はマスがギュッと詰まった感じでこれも操舵性に関係あるのかな。 エンジンの造形的にも抜かりが無い感じで、ハーレーの拘りを感じます。 マフラーですが、右足とマフラーが接触しますが、マフラー自体見えている部分はフルカバードなので、熱さはほぼ感じませんでした。

スタイリング的には、以前の空冷スポーツスターが金属タンク、外装、エンジンの空冷フィン等で、オーセンティックなスタイルだったのに対し、水冷化されたRH1250S スポーツスターSは樹脂外装を多用していて、以前のトラディショナルなハーレーのスタイルを求めている人には不満かもしれません。
こちらは空冷のスポーツスターXL883R

スタイルはさておき、水冷のスポーツスターSを乗ってみると、かなりびっくりしたのが第一印象です。
感想を一言でいうと…「ヤバいぐらい面白い!」
私の中では、前に乗ったどのバイクにも似ていない、完全なる新しいバイクの乗り味でした。
軽量な228kgの車体とファットタイヤ(F160/70R17 R180/70R16)。 パワーユニットが、RevolutionMax1250T(1252cc)エンジンで、圧縮比がなんと12:1の121馬力です。 そのパッケージングを、なんと低いパイプハンとフォワードコントロールステップで操作するという、摩訶不思議な乗り物という感覚でした。

最初はそのポジションに面食らったのですが、不思議と違和感はありませんでした。 スタイリングだけ見ると、フォワードコントロールステップをミッドコントロールに変えたいと思うかもしれませんが、このフォワードコントロールステップが良いのかもしれません。 ミッドにすると、逆に面白さが半減するような気がします。 ハンドルだけは、もうちょっと高くても良いかな。 体をくの字に曲げてるような不思議なポジションですが、すぐ慣れましたね。
スポーツスターS試乗後に自分のNC700Xに乗ったら、逆にかなり違和感がある感覚がしました(笑)。 その位、短時間でもしっくり来るポジションでしたね。 このスポーツスターSのポジションは、不思議だけれど違和感が無いライディングポジションでした。
バイクに乗るライディングポジションですが、エンジンの性格と同じぐらい、乗り味に影響があると思います。 私のNC700Xの兄弟車であるNC700Sに試乗した時、ポジションが違うだけでぜんぜん違うバイクに思えました。 少しでもポジションを変えると、当然前後輪への荷重配分が違ってきますので、バイクの挙動がかなり変わってきます。 なので、ハンドル位置やシート高、ステップ位置を変えると、同じバイクでも全く別のバイクに感じると思います。
エンジンですが、以前の空冷スポーツスターとは全くの別物です。 前に同じエンジンのRevolutionMax1250を積んだパンアメリカに乗ったときは、あまり良い印象が無かったのですが、今回はすごく良い感触でした。 パンアメリカを去年試乗した時は、ガサガサ回るエンジンだなあと思ったのですが、スポーツスターSはでは、まったくそんな事は思わなかったですね。 割と滑らかなアイドリングから、ピックアップが良く、ツキの良いエンジンで非常に感触は良かったです。 乗りやすいトルク型のパワーデリバリーで、しかも回すと速い! 121馬力は伊達じゃありません。
RevolutionMax1250Tの末尾Tは、トルク型の「T」のようです。 その名の通り、低速からトルクフルで、アクセルを開けた時のパワーの盛り上がりもスムーズ。 確かにパンアメリカより、低速からパンチのある味付けな感じがしました。 トラコンの設定はノーマルで固定でしたが、それでもかなり低速トルクとピックアップの良さを感じました。 排気音も野太いワイルドな音で、エンジンは水冷になってもハーレーらしさがあると、個人的には感じました。
エンジンの感覚ですが、昔に乗ったことがあるBuellを思い起しました。 このブログの試乗記録を見たら、BuellのLightning XB12Ssに2009年に乗っています。 Buellの方がショートホイールベースですが、その時のエンジンの元気良さに似ている感覚を思い出しました。
肝心の車体ですが、試乗コースは交差点を4つ曲がるだけでしたが、以前のスポーツスターのローダウンモデルのような底突き感等は皆無で、フレーム剛性もしっかりしている感覚でしたね。 この不思議な乗り味のスポーツスターSで、いつも自分が走っている299麦草峠やビーナスラインを走ってみたいなと思いました。

総括すると、従来のハーレーらしさを感じたい人には刺さらないかもしれませんが、私の個人的な感想は、この水冷スポーツスターSは十分に「アリ」なハーレーですね。 乗ってもかなり面白いバイクですし、社会人が休日にちょい乗りしたり、往復200~300km程度の日帰りツーリングに行くぐらいだったら、すごく良いのではと思います。 お世辞にも長距離ツーリングに良いとは思えませんけど(笑)。 この水冷スポーツスターSは、ハーレーの野心的なモデルで、意欲的なコンセプトのバイクだと思います。
空冷スポーツスターも良いですが、水冷になってもハーレーらしさは残ってますし、何よりこの新しい感覚が凄いバイクです。 自分的にはかなり気に入りましたね。
自分でこのスポーツスターSを買うか?と考えたら、自腹では買わないかもしれません。 なんせ長距離ツーリングには向いていない一台ですから(笑)。 しかし、このスポーツスターSが、ホンダのレブル1100と同等程度の価格であれば、かなり心が動いたと思います。
ハーレーも、スポーツスターを水冷化するにあたり、やはり最初のモデルというのは相当考えたのではないでしょうか? 強烈なインパクトが有る一台を、最初の水冷スポーツスターとしてリリースしたいと思うメーカーの意思を感じました。 空冷から水冷という時代の変わり目に向け、かなり尖った印象、かつ変化を感じさせる水冷スポーツスターを出したいとメーカーサイドでは考えたのかなあと、個人的には思います。
個人的には、プレミア価格のスポーツスターXL1200X フォーティエイトを中古で買うのであれば、この水冷スポーツスターのRH1250S スポーツスターSを買ったほうが幸せになれる気がしますね(笑)。
ちなみに、ハーレーダビッドソン山梨では、来週からRH975ナイトスターも試乗が始まるようです。 ナイトスターも近いうちに乗りに行こうかな。
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Re: Re: カスタムについて
Fさん、ちょっと提案なのですが、以前お申し出があったメールアドレスの交換をさせて貰えませんか?
ここに書き込んでいただくのは全然迷惑ではないですし、私自身も楽しみにしていたのですが、Fさんの書き込みを改めて拝読させて戴くと、かなりFさんの個人情報が記載してあるので、大丈夫かな?と思った次第です。
私はGメールアドレスを持ってるので、そちらで良ければメルアドを交換して、そちらでやり取りさせてもらえればと思ってますが、どうでしょうか?
Fさんのお話、いつも大変興味深く読ませてもらって、とっても楽しんでます。 しかし、コメント欄だとFさんの個人情報なども気になるので、差し支えなければメールでやりとりさせて貰えますか? なぜ故に、以前申し出た「Facebookでやり取りしましょう」という方針を転換したのかというのも、メールで説明させてください。
Fさんのメールアドレスをこちらにお教えいただければと思ってます。 そうしたら、私のGメールから返信します。 メルアドをお教え頂く方法ですが、こちらの返信の書き込みで「管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れると、他の人が読めなくなります。
メールでやり取りが可能であれば、一旦こちらの書き込みのログをダウンロードし、Fさんの個人情報が入った書き込みを消去しようと思ってます。 (Fさんが、もしこのコメント欄でやり取りする方が良ければ、そちらでも構いません)。
大変恐縮ですが、こちらご一考いただければ幸甚です。 よろしくお願いします。
ここに書き込んでいただくのは全然迷惑ではないですし、私自身も楽しみにしていたのですが、Fさんの書き込みを改めて拝読させて戴くと、かなりFさんの個人情報が記載してあるので、大丈夫かな?と思った次第です。
私はGメールアドレスを持ってるので、そちらで良ければメルアドを交換して、そちらでやり取りさせてもらえればと思ってますが、どうでしょうか?
Fさんのお話、いつも大変興味深く読ませてもらって、とっても楽しんでます。 しかし、コメント欄だとFさんの個人情報なども気になるので、差し支えなければメールでやりとりさせて貰えますか? なぜ故に、以前申し出た「Facebookでやり取りしましょう」という方針を転換したのかというのも、メールで説明させてください。
Fさんのメールアドレスをこちらにお教えいただければと思ってます。 そうしたら、私のGメールから返信します。 メルアドをお教え頂く方法ですが、こちらの返信の書き込みで「管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れると、他の人が読めなくなります。
メールでやり取りが可能であれば、一旦こちらの書き込みのログをダウンロードし、Fさんの個人情報が入った書き込みを消去しようと思ってます。 (Fさんが、もしこのコメント欄でやり取りする方が良ければ、そちらでも構いません)。
大変恐縮ですが、こちらご一考いただければ幸甚です。 よろしくお願いします。
[ 2022/12/07 21:52 ]
[ 編集 ]
Re: カスタムについて
Fさん、お疲れ様です。 いつも書き込みありがとうございます。
ホンダの技術の方の言葉ですが「狙ったトルクの山があるから、マフラーを変えるとそれが当然変化しますよ」の前に「メーカーとしても、バイクで音を楽しみたいというユーザーさんが居るのは知っているし、それを否定はしません」という前置きがあったのを覚えてます。 サードパーティ製のスリップオンやマフラーを全否定するのでは無いのですが、あくまでも設計で狙ったトルクカーブが変化しますよ、というニュアンスだったと思います。
ヨシムラですか。 実は私も一番最初に乗ったバイク、XJ400Z-Sには、メッキのヨシムラサイクロンを付けました。 といっても、もう38年前ですけど(笑)。
http://kbtkmc.blog44.fc2.com/blog-entry-240.html
ヨシムラと言えば、サードパーティメーカーとしては老舗中の老舗なので、開発力がかなり高いイメージです。 GSX1400も、今のNC700Xを買う前にかなり興味があった一台ですね。 懇意にしているバイク修理屋さんも「GSX1400はいいよ」と、かなり褒めてたのを覚えてます。 油冷4発の最後発エンジンなので、色々なネガを潰してかなり熟成した設計だったんでしょうね。
ホンダの技術の方の言葉ですが「狙ったトルクの山があるから、マフラーを変えるとそれが当然変化しますよ」の前に「メーカーとしても、バイクで音を楽しみたいというユーザーさんが居るのは知っているし、それを否定はしません」という前置きがあったのを覚えてます。 サードパーティ製のスリップオンやマフラーを全否定するのでは無いのですが、あくまでも設計で狙ったトルクカーブが変化しますよ、というニュアンスだったと思います。
ヨシムラですか。 実は私も一番最初に乗ったバイク、XJ400Z-Sには、メッキのヨシムラサイクロンを付けました。 といっても、もう38年前ですけど(笑)。
http://kbtkmc.blog44.fc2.com/blog-entry-240.html
ヨシムラと言えば、サードパーティメーカーとしては老舗中の老舗なので、開発力がかなり高いイメージです。 GSX1400も、今のNC700Xを買う前にかなり興味があった一台ですね。 懇意にしているバイク修理屋さんも「GSX1400はいいよ」と、かなり褒めてたのを覚えてます。 油冷4発の最後発エンジンなので、色々なネガを潰してかなり熟成した設計だったんでしょうね。
[ 2022/12/07 18:37 ]
[ 編集 ]
カスタムについて
おばんです、貴殿のご意見を聞いていると次々にお伝えしたいことが出てきます。
ホンダ技術者の方のマフラーのご指摘は分かる気がします、私はもう20年も前ですが、SRX仲間から「メーカーの技術者が巷のバイクの改造を見て一番怖いと思うのは、キャブ(吸気系)」ということを聞きました。バイクの様々な走行条件や耐久性、コストを総合的に考えてセットしてある吸気系は、確かに見る人が見たら素人がいじるべきではないかもしれません。ただ、カスタムの楽しさも確かにあるので、結局はオーナーの自己責任でやるしかないのでしょうね。
マフラーについては、私なりの経験則では「ヨシムラは別格」というのがあります。普通、社外品はメリットが得られる代償でデメリットも出る、と言われますが、ヨシムラは「スリップオンでもノーマルマフラーの性能が全方位的にアップする」との評価です。SRXだと、サンパーという今では廃版のスリップオンがありマニア垂涎のパーツですが、昔試乗したら確かに全方位的な性能アップを実感しました。
もう一つ、スズキGSX1400という油冷最後でかつインジェクションモデルがありますが、これのヨシムラ60周年記念モデルというのに昨年、ちょっと乗ったんもです。ヨシムラ直管がついていて、乗る前は「うるさいだけの品の無いバイクだろ」と思っていたら、なんと集合のしびれる音に加えて、それほどうるさくもなく、特にシフトダウンの時の回転落ちがすごくシャープで驚きました。「ヨシムラ、恐るべし」と実感し、スズキ4発の大排気量に興味が高まったのでした。
これが、今年春のバンディット1250購入につながりますが、また明日以降に続けます。それとジェベルは私も125を少し所有していました。
いつも長々とすみません。
ホンダ技術者の方のマフラーのご指摘は分かる気がします、私はもう20年も前ですが、SRX仲間から「メーカーの技術者が巷のバイクの改造を見て一番怖いと思うのは、キャブ(吸気系)」ということを聞きました。バイクの様々な走行条件や耐久性、コストを総合的に考えてセットしてある吸気系は、確かに見る人が見たら素人がいじるべきではないかもしれません。ただ、カスタムの楽しさも確かにあるので、結局はオーナーの自己責任でやるしかないのでしょうね。
マフラーについては、私なりの経験則では「ヨシムラは別格」というのがあります。普通、社外品はメリットが得られる代償でデメリットも出る、と言われますが、ヨシムラは「スリップオンでもノーマルマフラーの性能が全方位的にアップする」との評価です。SRXだと、サンパーという今では廃版のスリップオンがありマニア垂涎のパーツですが、昔試乗したら確かに全方位的な性能アップを実感しました。
もう一つ、スズキGSX1400という油冷最後でかつインジェクションモデルがありますが、これのヨシムラ60周年記念モデルというのに昨年、ちょっと乗ったんもです。ヨシムラ直管がついていて、乗る前は「うるさいだけの品の無いバイクだろ」と思っていたら、なんと集合のしびれる音に加えて、それほどうるさくもなく、特にシフトダウンの時の回転落ちがすごくシャープで驚きました。「ヨシムラ、恐るべし」と実感し、スズキ4発の大排気量に興味が高まったのでした。
これが、今年春のバンディット1250購入につながりますが、また明日以降に続けます。それとジェベルは私も125を少し所有していました。
いつも長々とすみません。
[ 2022/12/06 21:27 ]
[ 編集 ]
Re: 私のSRX
Fさん、お疲れ様です。
SRXが現在ほぼノーマルなんですね。 私もバイクにリターンしてから、マフラーはずっとノーマル派です。 昔はカスタムと言えばマフラーを変えることから始まっていましたが、今は長時間乗っていて、疲れない音量のノーマルが一番かななんて考えてます。 (NC700XはマフラーをNC750X用のノーマルに変えてますが、ほぼノーマルと言っても差し支えないかと思います(笑))
ノーマルマフラーですが、別冊モーターサイクリストのNC700X追跡座談会で、ホンダ技術者が言っていたのが「狙ったトルクの山があるから、マフラーを変えるとそれが当然変化しますよ」と言っていたのが印象的でした。 走り方や年令によっても、トルクの山や排気音の好みは変わってきますね。
FさんにとってのSRXですが、私はリターンして最初に乗ったジェベル250XCがずっと心に残ってます。 置く所が無くてNC700Xを買う時に手放しましたが、やはり一番印象に残っている一台ですね。 未だにジェベル250XCを見かけると、ずっと目で追ってしまいます。 私もバイクは一台を長く乗るのが好きな方です。 一台とじっくり付き合うことで、色々な事が見えたり感じたりできますよね。 今のNC700Xも次の4月で11年(2022年3月には5回目の車検)ですが、未だに全く過不足を感じない良い相棒だと思います。 特に他人様に強要することでもないのですが、やはり自分的には一台とじっくり付き合うのが性に合っているなと、改めて感じます。
山梨ですが、甲府盆地は冬に雪が降るのが平均2~3回位で、多く積もることはありません。 1年中バイクに乗ろうと思えば乗れる環境です。 私も暑いときは長野方面、寒いときには静岡方面に行くことが多いですね。
SRXが現在ほぼノーマルなんですね。 私もバイクにリターンしてから、マフラーはずっとノーマル派です。 昔はカスタムと言えばマフラーを変えることから始まっていましたが、今は長時間乗っていて、疲れない音量のノーマルが一番かななんて考えてます。 (NC700XはマフラーをNC750X用のノーマルに変えてますが、ほぼノーマルと言っても差し支えないかと思います(笑))
ノーマルマフラーですが、別冊モーターサイクリストのNC700X追跡座談会で、ホンダ技術者が言っていたのが「狙ったトルクの山があるから、マフラーを変えるとそれが当然変化しますよ」と言っていたのが印象的でした。 走り方や年令によっても、トルクの山や排気音の好みは変わってきますね。
FさんにとってのSRXですが、私はリターンして最初に乗ったジェベル250XCがずっと心に残ってます。 置く所が無くてNC700Xを買う時に手放しましたが、やはり一番印象に残っている一台ですね。 未だにジェベル250XCを見かけると、ずっと目で追ってしまいます。 私もバイクは一台を長く乗るのが好きな方です。 一台とじっくり付き合うことで、色々な事が見えたり感じたりできますよね。 今のNC700Xも次の4月で11年(2022年3月には5回目の車検)ですが、未だに全く過不足を感じない良い相棒だと思います。 特に他人様に強要することでもないのですが、やはり自分的には一台とじっくり付き合うのが性に合っているなと、改めて感じます。
山梨ですが、甲府盆地は冬に雪が降るのが平均2~3回位で、多く積もることはありません。 1年中バイクに乗ろうと思えば乗れる環境です。 私も暑いときは長野方面、寒いときには静岡方面に行くことが多いですね。
[ 2022/12/06 07:27 ]
[ 編集 ]
私のSRX
今日のお題はハーレーですね、私はハーレーは昔、883にチョイ乗りしたくらいで全然経験がないのでわかりませんが、最近は水冷でマッチョスタイルになってきているのですね。
私のSRXは所有して30年弱ですが、カスタム内容も変化していて、面白いのは乗り手(私)の加齢に従ってノーマルに戻ってきていることです。40代の血気盛んな頃は、マフラーも歯切れのいい音量の大きいものが良かったのですが、50代になると爆音がうるさくなってきて、オーバー→SP忠男と変わって結局はノーマルに落ち着きました。
キャブもヨシムラセットのTMRを長年使いましたが、昨年秋にノーマルキャブに戻しました。驚いたのはノーマルキャブの良さを再認識できたことで、パワーは無いけれど、じわっと開けると程よいパワーが穏やかに立ち上がって、とてもいいです。やはり、私が年をとった証拠でしょうね。ブレーキラインも、一時は前後メッシュでしたが、年をとったら「別に普通でいいや」と思ってからはノーマルのゴムホースです。
結局、今はフロントブレーキのみMOSタイプに変更している位で、ほぼノーマルに戻りました。
私はお酒は下戸ですが、清酒の世界では「上善如水」といって、極めると水に近くなると読んだことがありますが、私のSRXも水に近くなってきました。ここまで乗ると、人気が有る無しとか下取り価格がどうの、ではなくてほとんど人生の半分を共に過ごした相棒ですから、手放す云々という次元ではなくなってきました。まあ、ここまで乗れば後悔はないです。
話は戻りますが、貴殿はハーレーの試乗はバイクで行かれたのですね、この時期でもまだ乗れることが羨ましいです、こちらではカバーをかけて貼るまで冬眠させました。では、また。
私のSRXは所有して30年弱ですが、カスタム内容も変化していて、面白いのは乗り手(私)の加齢に従ってノーマルに戻ってきていることです。40代の血気盛んな頃は、マフラーも歯切れのいい音量の大きいものが良かったのですが、50代になると爆音がうるさくなってきて、オーバー→SP忠男と変わって結局はノーマルに落ち着きました。
キャブもヨシムラセットのTMRを長年使いましたが、昨年秋にノーマルキャブに戻しました。驚いたのはノーマルキャブの良さを再認識できたことで、パワーは無いけれど、じわっと開けると程よいパワーが穏やかに立ち上がって、とてもいいです。やはり、私が年をとった証拠でしょうね。ブレーキラインも、一時は前後メッシュでしたが、年をとったら「別に普通でいいや」と思ってからはノーマルのゴムホースです。
結局、今はフロントブレーキのみMOSタイプに変更している位で、ほぼノーマルに戻りました。
私はお酒は下戸ですが、清酒の世界では「上善如水」といって、極めると水に近くなると読んだことがありますが、私のSRXも水に近くなってきました。ここまで乗ると、人気が有る無しとか下取り価格がどうの、ではなくてほとんど人生の半分を共に過ごした相棒ですから、手放す云々という次元ではなくなってきました。まあ、ここまで乗れば後悔はないです。
話は戻りますが、貴殿はハーレーの試乗はバイクで行かれたのですね、この時期でもまだ乗れることが羨ましいです、こちらではカバーをかけて貼るまで冬眠させました。では、また。
[ 2022/12/05 21:48 ]
[ 編集 ]
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