ハーレーダビッドソンのオーバーヒートを語る
バイク乗り以外でも「ハーレー」という言葉が浸透している程の、アメリカを代表するバイクメーカーの「ハーレーダビッドソン」ですが、そのハーレーのオーバーヒート事情を語っている動画です。 特に今年の7月~9月までは異常なほどの暑さでしたから、ハーレーオーナーの方は気が気では無かったのでは無いでしょうか?
動画では、「渋滞が良くある日本の交通事情に合ってない」からと言っていますが、アメリカでも実は渋滞は都市部では結構あります。 私は1980年代後半から90年代前半にカリフォルニア州ロスアンジェルス(LA)に留学していましたが、当時からロスアンジェルス近郊のフリーウェイは、渋滞はしょっちゅうありましたね。
私が最後にロスアンジェルスに行ったのはもう十年前位ですが、その頃は私が留学していた1990年代よりももっと渋滞が酷かったように感じましたね。 温度もLAからラスベガスの方に走りに行くと、デスバレーもありますから、気温も日本よりは高いところもあります。 アメリカの西海岸に比べて、湿度は圧倒的に日本が高いです。
だがしかし、アメリカ東海岸のニューヨーク(NY)辺りは日本と変わらないぐらいの夏の湿度と気温の所もあります。 (私は2000年代にコネチカット州(CT)に住んでいた事もあります) ニューヨーク周辺もよく渋滞になりますから、アメリカの交通事情でも、それほど日本と変わらない所も都市部は多いと思いますね。 行ったことはないのですが、フロリダ州のマイアミ辺りは、夏の湿度と気温はほとんど日本の夏と変わらないと聞いたこともあります。
そうなると、日本の高温多湿な環境によるのか、日本の排ガス規制がキツくて燃調を絞っているからエンジンが発熱するのか、良く分かりません。 なんででしょうね?
ちなみに昔からハーレーの世界では、燃調がノーマルだと薄い為、その燃調を濃くするとエンジンの温度上昇が防げるという事をよく言われていました。 基本的にガソリンエンジンの理論空燃比は14.6:1です。 もちろん、空気が14.6で、気化しているガソリンが1ですね。 ですが、理論空燃比よりも 混合気が濃い方が、 噴射した燃料や燃え残った燃料の蒸発熱により、エンジンが冷やされる為なんだそうです。 いわゆる気化熱ってやつですね。 夏の暑い日に水をスプレーで素肌に吹くと、スゥッと涼しくなる、あの理論です。 なのでエンジンのガソリンが濃いと、エンジンの温度上昇が薄いよりも低くなるんだとか。
ハーレーのエンジン(特にビッグツイン系)の場合、度重なる排気ガスの規制を、あの空冷Vツインエンジンでクリアしてきました。 車なら、大きく複雑なマフラーと触媒があっても、車の下にマフラーを格納できますが、バイクはそうは行きません。 なので、燃調をひたすら薄くしてきました。
燃調を薄くする→同じ排気量だとパワーダウンする→じゃあ排気量上げればいいじゃん!(アメリカ風思考)→排気量アップ→最初に戻る、をひたすら繰り返してきて、アイデンティティとも言える空冷Vツインエンジンを延命してきたのですが、今の最大排気量が、2023年のストリートグライド等の最高峰CVOシリーズで、ミルウォーキーエイトVVT 121キュービックインチ(1977cc)の空冷Vツインエンジンです。 VVTですが、可変バルブタイミング機構を採用してるんですよね。
何れにせよ、ハーレーオーナーは、これもハーレーの宿命だからと、夏に臨んでいるのでしょうね。
動画では、「渋滞が良くある日本の交通事情に合ってない」からと言っていますが、アメリカでも実は渋滞は都市部では結構あります。 私は1980年代後半から90年代前半にカリフォルニア州ロスアンジェルス(LA)に留学していましたが、当時からロスアンジェルス近郊のフリーウェイは、渋滞はしょっちゅうありましたね。
私が最後にロスアンジェルスに行ったのはもう十年前位ですが、その頃は私が留学していた1990年代よりももっと渋滞が酷かったように感じましたね。 温度もLAからラスベガスの方に走りに行くと、デスバレーもありますから、気温も日本よりは高いところもあります。 アメリカの西海岸に比べて、湿度は圧倒的に日本が高いです。
だがしかし、アメリカ東海岸のニューヨーク(NY)辺りは日本と変わらないぐらいの夏の湿度と気温の所もあります。 (私は2000年代にコネチカット州(CT)に住んでいた事もあります) ニューヨーク周辺もよく渋滞になりますから、アメリカの交通事情でも、それほど日本と変わらない所も都市部は多いと思いますね。 行ったことはないのですが、フロリダ州のマイアミ辺りは、夏の湿度と気温はほとんど日本の夏と変わらないと聞いたこともあります。
そうなると、日本の高温多湿な環境によるのか、日本の排ガス規制がキツくて燃調を絞っているからエンジンが発熱するのか、良く分かりません。 なんででしょうね?
ちなみに昔からハーレーの世界では、燃調がノーマルだと薄い為、その燃調を濃くするとエンジンの温度上昇が防げるという事をよく言われていました。 基本的にガソリンエンジンの理論空燃比は14.6:1です。 もちろん、空気が14.6で、気化しているガソリンが1ですね。 ですが、理論空燃比よりも 混合気が濃い方が、 噴射した燃料や燃え残った燃料の蒸発熱により、エンジンが冷やされる為なんだそうです。 いわゆる気化熱ってやつですね。 夏の暑い日に水をスプレーで素肌に吹くと、スゥッと涼しくなる、あの理論です。 なのでエンジンのガソリンが濃いと、エンジンの温度上昇が薄いよりも低くなるんだとか。
ハーレーのエンジン(特にビッグツイン系)の場合、度重なる排気ガスの規制を、あの空冷Vツインエンジンでクリアしてきました。 車なら、大きく複雑なマフラーと触媒があっても、車の下にマフラーを格納できますが、バイクはそうは行きません。 なので、燃調をひたすら薄くしてきました。
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何れにせよ、ハーレーオーナーは、これもハーレーの宿命だからと、夏に臨んでいるのでしょうね。
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